インターネットショッピングに関するノウハウ本を読むと、「自分が好きで得意な商品を売ろう!」と書かれているのをよく目にします。
確かにこれは一理ありますが、決して“たくさん売れて稼げるテクニック”とは言えません。
もっとも、好きな商品や得意な商品を取り扱った方が、愛着が沸きますし、商品説明も詳しく書くことができると思います。
それで売れて稼ぐことができれば、とてもハッピーなわけですが、実際には、好き・得意ということは自分が扱える商品ジャンルを狭くしているということです。
つまり、売れて稼げるチャンスを自ら少なくしているのです。
「ドロップシッピングで売る商品に、好き・嫌いや得意・不得意は関係ない。」ということです。
例を一つ挙げます。あるサイトで「●●●」という健康商品が売られていました。
商品説明はとても詳しく、写真画像もたくさん載っていたので、その商品が優れていて健康にも良いということは理解できました。
たぶん、かなり商品に愛着があり、一人でも多くの方に勧めようという思いで商品を販売していると推察しました。
でも、いりません。理由は様々だと思いますが、こう思うのは私だけではないはずです。
それが証拠に、「●●●」でYahoo!検索してみると、月間検索件数はなんとゼロ・・・
これでは、1件も売れるワケがありません。例え商品が大好きで愛着があったとしてもです。
これはちょっと極端な例ですが、こうした“売れないスパイラル”に陥っている人は意外とたくさんいます。
そして、好きで得意だからこそ、意地でもその商品を売ろうとします。
売れなくても広告費をかけたり、サイトを改良するのに時間をかけたりします。
でも、やっぱり売れません。そうこうしているうちにモチベーションが下がり、諦めてしまいます。
一方、嫌いで不得意な商品の場合はどうでしょう。
不得意な商品は、色々調べることでマイナス部分を埋められますが、嫌いな商品は、初めから嫌いなわけですから、取り扱わない方がベターです。
以上のことをまとめますと、結局売れる商品は、嫌いでなければ何でも良いということです。
好き・得意だから、という理由で商品を選んで売ることは、決して正しいとは言えません。
あくまで、“検索されている”実績がある商品、“売れている”実績がある商品を選ぶことが大切です。
こだわり過ぎは、要注意ですね。
⇒ドロップシッピングのための専用ホームページテンプレート